首位の横浜F・マリノスがコンサドーレ札幌とスコアレスドローに終わり、日産スタジアムでの連勝が10で止まった。2位川崎フロンターレとの勝ち点差は5のままとなった。

札幌はマンツーマンで横浜へ守備の圧力をかけ、横浜も果敢にシュートを打つも決めきれない。後半11分、ペナルティーエリア左で得たフリーキックから、FWアンデルソン・ロペスがこぼれ球を押し込んだ。だが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のオンフィールドレビューで、横浜MF藤田が札幌MF金子の足を踏んだことでノーゴールの判定に。最後までネットを揺らすことができず、スコアレスドローに終わった。

横浜MF水沼宏太は「自分の最初のシュートが入っていたら変わっていた。決めきらないといけない。マンツーマンで苦戦した相手に対して上回ることができなかったのは、まだまだ足りないし、逆に成長できると感じた」と振り返った。

前日に川崎Fが引き分け、勝てば勝ち点差を7に広げ、優勝に近づく試合でもあった。それでも水沼は「結局、自分たちが勝ち続けないと優勝はない。自分たちの試合にフォーカスして、監督も目の前の試合に集中することを言っていた。そこまでの意識はなかった」と話した。8月は足踏みしたが、9月は4勝1分けと負けなしで「しっかり勝ちきる試合が増えたので。そこに対して、自分も少しは貢献できたと思う。もっと自分のパワーをチームに出していければ」と前を向いた。

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