来季J2となる清水エスパルスの大熊清ゼネラルマネジャー(58)が24日、ゼ・リカルド監督(51)の続投理由を説明した。

オンラインで取材に応じ、体制を継続することの重要性を強調。今年6月に就任した指揮官は8月に4戦負けなしで11位まで浮上。就任後は5勝5分け8敗と負け越してJ2降格が決まったが、同GMは「いい方向にチームを変えてくれた」と一時的にチームを立て直した手腕を評価した。

また、自身の去就についても言及した。今季は現職に就いて3年目。結果については「責任を感じている」と謝罪した。ただ、クラブ再建への強い思いも明かし、「本当に清水を強くしたい。続けていくことが精いっぱいの責任だと感じている」。来季も続投する意向で、今後は現有戦力の慰留を含めた来季のチーム編成を進めていく。【神谷亮磨】