北海道コンサドーレ札幌MF荒野拓馬(29)がオフ期間の自主トレの成果を実感している。オフ明けの16日、沖縄・金武町でキャンプ練習を再開した。ペトロビッチ監督(65)が沖縄キャンプのテーマに掲げた「Laufen(走る)」のとおり、チームはランニングメニューを集中的に取り組んでいる。この日も午前練習はランニングメニューだった。グループの先頭で引っ張った荒野は「例年と比べて走ってるけど、チームで元気良くできている」と疲れを見せない。

昨年12月26~30日に淡路島で自主トレを行った。DF西大伍(35)に誘われて合同キャンプに参加。西が同島拠点のサッカーチームFC.AWJとの親交があり、サッカー教室も開催。荒野もゲストとして登場し、島民と触れ合った。「大伍君に連れて行ってもらって、自分にとってはすごい身になった。新たな発見もあった」と充実。年末もしっかり練習できたことで「今しっかりケガなく頑張れている要因」とうれしそうだ。