セレッソ大阪は4月1日の第6節で横浜Fマリノスと本拠地ヨドコウで戦う。

昨年まで2年間、横浜に在籍したFWレオ・セアラ(28)は、これが初の古巣対戦になる。

新加入の今季、ここまで公式戦7試合でゴールがない。リーグ戦では5試合、273分間に出場してきた。

3月31日のオンライン取材に応じたブラジル人ストライカーは「楽しみなカード。横浜では素晴らしい2年間だったし、たくさん得点できた。今はC大阪のために戦うことしか考えていない。初ゴールで勝利に貢献したい」と必勝を誓った。

横浜での2年間は、21年に10得点を記録し、22年は11得点で優勝に貢献した。実力は証明済みだ。

1勝2分け2敗の13位と開幕から出遅れたC大阪だが、レオ・セアラと周囲の連係が改善されれば、チームの勝ち点は必然的に増えていく。小菊昭雄監督(47)もこの日、「(レオ・セアラは)人間的にもまじめで、チームの勝利のためだけに戦い、走ってくれる」と全幅の信頼を寄せ、「逆にチームは、彼のよさを生かしてあげるのが大事」と、改めて連係面の大切さを説いた。

横浜戦のC大阪には心強いデータがある。J1通算で18勝11分け17敗とほぼ互角だが、直近18試合では10勝7分け1敗と圧倒し、ホームでは12年以降は6勝3分けの無敗を誇るほど相性がいい。

大阪市東住吉区にある長居公園は桜の名所。その公園内にあるヨドコウには、当日は1万7000人以上の観客動員を見込んでいる。