前節6位のセレッソ大阪が、同首位のヴィッセル神戸から劇的勝利を飾った。

同点で迎えた後半ロスタイム、U-20日本代表のFW北野颯太(18)が左足で無人のゴールに決勝点を決めた。これが記念すべきJ1初得点(23試合)。

通算9勝2分け6敗で勝ち点29に伸ばした。

これで神戸とのリーグ戦は3連勝。19年11月23日に敗れたのを最後に、7戦不敗(4勝3分け)となった。

敗れた神戸は7試合ぶりの3敗目で、アウェーでは今季初黒星。勝ち点33のままで、神戸は1試合消化が少ないとはいえ同36にした横浜Fマリノスに首位を譲った。

試合は後半5分、C大阪がMFクルークスの今季初得点で先制。福岡から今季新加入し、ヘッドで移籍後初得点を記録した。

その1分後、神戸はロングボールを起点に、最後はMF山口が左足で今季3点目となる同点ゴールを挙げた。

両軍は前半から一進一退の激しい攻防を見せ、後半もあくまでも勝ち越しを狙う姿勢を示した。

C大阪小菊昭雄監督(47)と神戸吉田孝行監督(46)は、高校サッカーの名門・滝川二時代の1学年差の先輩と後輩で今回が初対決だったが、先輩の小菊監督に軍配が上がった。

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