J1昇格プレーオフは26日、東京・味の素スタジアムで準決勝の残り1試合が行われ、今季J2で3位の東京Vが2-1で同6位の千葉との“オリジナル10”対決を制した。

12月2日に実施される清水(同4位)との決勝(東京・国立競技場)へ進んだ。相手の序盤の猛攻をGKマテウスのビッグセーブなどでしのぐと、前半34分にC大阪から期限付き移籍中のMF中原輝が左足でここ5戦4点目となる先制弾。同44分にはMF森田主将がヘディングで追加点を奪った。後半1失点したが、城福監督が鍛え上げた守備で逃げ切った。

J1昇格を決めれば08年以来、16年ぶりとなる。規定により引き分けの場合は年間順位で上位の東京Vが昇格する優位な状況だ。決勝は再び“オリジナル10”対決で、レギュラーシーズン最少失点(31点)の東京Vと、得失点差最多タイ(44点)の清水という“盾と矛”のぶつかり合いでもある。森田は「ラスト1試合。場所も国立ですし、相手も清水というすごくいい相手。最後、勝って終わりたいですね」と必勝を誓った。

【動画】東京Vプレーオフ決勝進出!16年ぶりJ1復帰へあと「1」城福監督も勝利の瞬間ほえた