セレッソ大阪の韓国出身GKヤン・ハンビン(32)が来季もクラブに残留することが4日、分かった。このほど条件面で合意に達し、来日2年目もC大阪でプレーする。

韓国の世代別代表経験のあるヤン・ハンビンは今季、FCソウルから加入。元韓国代表のGKキム・ジンヒョン(36)の高い壁に、開幕から出番がなかったものの、大先輩のけがで巡ってきた出場機会で活躍。

6月10日神戸戦からは12試合連続で先発し、通算13試合に出場した。7月16日浦和戦では、DFショルツの得意なPKを阻止するなど勝負強さも発揮した。

キム・ジンヒョンほど華麗なプレーはないが、キックの正確性や高い技術は1歩も譲らず、Jリーグで最もレベルの高い競争を演じてきた。

C大阪は来季の新戦力として、札幌を今季限りで退団するMFルーカス・フェルナンデス(29)に正式オファーを出しており、獲得に成功すれば、既に在籍するFWレオ・セアラ(28)、FWカピシャーバ(26)とのブラジル人3トップの誕生が確実だ。

ベルギー人のMFクルークス(29)は退団や期限付き移籍の可能性があり、キム・ジンヒョンとヤン・ハンビンのGK2人を合わせれば、来季の外国籍選手は5~6人の編成になる。

クロアチア人のDFマテイヨニッチ(32)は、既に契約満了による退団が発表されている。