セレッソ大阪が、来季の新戦力に湘南ベルマーレのFW大橋祐紀(27)の獲得に動いていることが5日、分かった。C大阪は今季終盤8試合で1得点という深刻な得点力不足に陥り、9月の時点で4位まで浮上しながら、最終的に9位に後退していた。

来季がクラブ設立30周年の記念イヤーとなるC大阪は、本来はJ2町田に期限付き移籍していたFW藤尾翔太(22)が復帰する予定だったが、J1に昇格した町田への完全移籍が確実な状況となり、大橋の獲得に乗り出した。

湘南で今季23試合13得点という決定力を示した大橋には、既に鹿島など複数クラブによる争奪戦が行われている。C大阪だけでなく、G大阪も大橋の獲得に動いており、争奪レースがより過熱しそうだ。

C大阪は札幌のブラジル人MFルーカス・フェルナンデス(29)と、元日本代表DF田中駿汰(26)にも獲得の正式オファーを出している。