名古屋グランパスは20日、セレッソ大阪の元日本代表DF山中亮輔(30)を完全移籍で獲得したと正式発表した。

千葉県生まれの山中は、左サイドバックのスペシャリストで国際Aマッチ2試合1得点、J1通算210試合8得点の成績を誇る。

柏や横浜、浦和などを経て22年にC大阪へ移籍。今季は右アキレス腱(けん)負傷の影響で、21試合の出場にとどまったが、クロスの正確性や左足のシュート力は依然定評があり、この2年で守備力も飛躍的に向上した。

山中はクラブを通じて「名古屋の勝利のため、ひとつになって闘いましょう。チームのために全力で闘うことを約束します」などとコメントした。

◆山中亮輔(やまなか・りょうすけ)1993年(平5)4月20日、千葉・柏市生まれ。柏の下部組織からトップに昇格し、J2千葉、柏、横浜、浦和を経て22年C大阪へ。J1通算210試合8得点。各年代で日本代表入りし、国際Aマッチ通算2試合1得点。171センチ、65キロ。