川崎フロンターレの新体制発表が20日、川崎市内で行われ、G大阪から加入したMF山本悠樹(26)が、同年代の日本代表に追いつく覚悟を示した。

G大阪では副主将で中心的存在も、移籍決断。ユニバーシアードでともに戦った日本代表MF三笘と旗手は同い年で「1年目から優勝争いする活躍で、刺激もらう部分と悔しさと半々で。今のままでは届かないとの思いもあり、今回の決断に至った。そこに届くように」と目標を掲げた。

技術が高く、頭脳派の司令塔。川崎F独特の狭いエリアでの練習で、より判断のスピードを研ぎ澄ましている。「頭の回転の速さは武器だと思っている。狭いところでも発揮できると、違う景色が見えてくる」と手応え。MF脇坂、大島との連係にも「楽しみ」と話した。22年W杯カタール大会では、川崎FからDF谷口、山根がプレーした。26年のW杯北中米大会へ、山本の新たな挑戦が始まる。