ガンバ大阪は5日、大阪市内のホテルでオフィシャルパーティーを開催した。

4年ぶりのパーティーには、後藤圭二吹田市長やパナソニック、竹中工務店、SSKら関係者とスポンサー各社が参加。新シーズン開幕に向けて、パナソニックの松下正幸特別顧問は「アレを期待している」とタイトル奪還を願った。

期待を受けたポヤトス監督は「もう1度、元ある場所(順位)に全員で戻していきます。必ず達成するので、ご支援とともに、信じてください」と残留争いに甘んじた昨季からの“変身”を誓った。

パーティーに先だった練習では、ボール回しや3対3+GKのゲームをこなした。指揮官は「キリカエ、ハヤク!」と繰り返し、全体をコンパクトに保つことを要求。昨季リーグワーストの61失点を喫した守備の改善に力を入れた。

新加入の元日本代表DF中谷進之介(27)は「(G大阪に)入る前から、もう少しコンパクトに戦えるといいのかなと思っていた。今年は監督が『コンパクトに』と口酸っぱく言ってるので、改善されれば、守備はすごく良くなる」。すでに変化も見え始め、手応えもある。ハードな戦いで、G大阪は強く望まれた「アレ」を目指す。【永田淳】