川崎フロンターレが湘南ベルマーレとの開幕戦で逆転勝利を飾った。

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦山東戦から中3日で迎えた川崎Fは、前半7分に先制を許した。

頼れる新主将がチームを救った。0-1の前半24分、MF脇坂泰斗主将(28)がペナルティーエリア外から思い切り左足を振り抜き、ゴール左のポスト内側に当たって入るスーパーミドル弾で追いついた。

さらに同11分、新加入FWエリソン(24)が、相手GKからボールを奪い、左足で冷静に流し込んで逆転に成功。ブラジルでおなじみの「闘牛パフォーマンス」をJリーグ初披露した。オフに抜けたFWレアンドロ・ダミアンに代わって9番を背負う男は、ACLを含め、今季公式戦3試合で早くも3点目。期待にたがわぬ活躍をみせている。

Jリーグ開幕前に、ACL、富士フイルムスーパーカップとすでに3試合の公式戦を経験している川崎Fは、4-3-3のシステムで、20日のACL山東戦からDF丸山祐市とDF高井幸大を入れ替えたメンバーを並べた。

対する湘南は、昨季までの3バックから4バックスタイルに変更。左に杉岡大暉が入り、CBはキム・ミンテ、大岩一貴、右には新加入の鈴木雄斗が並んだ。右サイドに池田昌生、左サイドに平岡大陽で、2ボランチは田中聡と茨田陽生。2トップには鈴木章斗と新戦力のルキアンが入った。

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