町田ゼルビアがサンフレッチェ広島に1-2で敗れ、開幕からの無敗が5でストップした。

4日発表の、パリオリンピック(五輪)アジア最終予選を兼ねるU-23アジア杯カタール大会(15日開幕)のメンバー入りに向けて最後のアピールの場となったFW藤尾翔太(22)は「僕たちの出足が遅かった。距離感も遠くてよくなかった」と敗因を分析した。

持ち味で相手に上回られて、セカンドボールを回収できず、チームが狙い通りのサッカーを展開できなかった。「対策されて、一辺倒(の攻撃)では無理やなと」。試合の中で修正しきれなかったことを悔やんだ。

今季初めてリードを許す展開。ただ、チームも自身も慌てることはなかったという。後半は3バックから4バックにシステム変更するなど、全体的にラインが上がり、ゴール前まで迫るシーンも増えた。

首位をキープしたが、チャレンジャー精神は忘れていない。「負けましたけど、下向いていても仕方ない。改善して、次の試合勝てるように中3日で準備していきたい」と切り替えた。

【J1】首位町田-広島、柏-C大阪、鳥栖-神戸ほか/スコア詳細