セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(35)が、7日のアルビレックス新潟戦(デンカS)も欠場し、3試合連続でベンチ外になることになった。

小菊昭雄監督(48)が6日、遠征先の新潟でオンライン取材に応じ「ようやくケガもいえて、大阪で残り組のメンバーとフルメニューの練習をこなせていると聞いている。ここからコンディションを上げ、競争もありながら、近いタイミングで試合にかかわってくると期待している」と説明した。

開幕から先発を続けてきた香川は、4試合目の3月16日鳥栖戦で、腰など複数箇所の痛みがあり、前半だけで交代。その後の2試合はベンチから外れていた。今回の新潟遠征にも同行していないという。

指揮官は「コーチ陣からも(現在の香川の)パフォーマンスは高いと聞いているので、私たちも(大阪に)帰ってから彼とコミュニケーションを取りながら、パフォーマンスを見ながら判断したい」と話した。実戦感覚さえ取り戻せば、遅くとも今月下旬には戦列復帰となりそうだ。

開幕から3勝3分けで無敗を維持するC大阪は、ここまで3位の好位置につけている。首位町田、2位広島を含めた今節の結果次第では、20年7月以来の首位浮上の可能性もある。