川崎フロンターレFW小林悠(39)が23日、川崎市内のクラブハウスで会見を開き、2027年1月1日で現役を引退すると発表した。
10年に加入してからは川崎F一筋。17年の現役生活に別れを告げる決断をした。Jリーグ得点王1回、最優秀選手(MVP)1回など、J1通算405試合で、歴代7位の144得点を記録した。
数々の負傷を乗り越えてのプロ人生だった。拓大4年時には、右膝前十字靱帯(じんたい)断裂という大けがを負い、プロ入りはリハビリスタートだった。
14、15年には日本代表に選出されるも、負傷して参加辞退や途中離脱を経験。自身のブログに「誰かが言っていました。『神様は乗り越えられる人にしか試練を与えないんだよ』と。神様に言いたい。何回目だよ!そんな俺強くないわ!笑」と本音を吐露したこともあった。
24年には盟友・中村憲剛(ヘッドコーチ)の引退試合に出場し、全力プレーの結果、左肩鎖関節脱臼。何度も負傷離脱したが、その都度、不死鳥のごとくよみがえってきた。そんなストーリーも相まって、小林のゴールには、見る者の魂を揺さぶるものが多かった。
◆小林悠(こばやし・ゆう)1987年(昭62)9月23日、東京都町田市出身。麻布大渕野辺(神奈川)から拓大を経て、10年に川崎F入り。17年に主将としてJ1初優勝に導き、得点王、MVP、ベストイレブンの個人3冠。J1通算405試合144得点。国際Aマッチ14試合2得点。家族は夫人と3男。177センチ、72キロ。



