<J1:名古屋1-0京都>◇第21節◇28日◇瑞穂陸

 首位名古屋が最下位の京都を下した。前半23分にMF金崎夢生(21)が、右足で技ありの先制弾を決めた。後半は危ない場面もあったが、日本代表GK楢崎正剛(34)と、MFダニルソン(23)の驚異的な守備力でしのぎきった。

 力の差のある相手との難しい対決を制した名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(45)は「とてもとても重要な勝ち点3を取ることができた」と納得顔。中盤でスピードとパワーを存分に発揮したコロンビア人MFダニルソンについて聞かれると「彼は“2・5人分”の働きをしてくれた」と絶賛した。