<J1:横浜1-1G大阪>◇第26節◇18日◇日産ス

 横浜が勝ち点差3で追う首位G大阪に勝ち損ねた。前半20分にMF長谷川のポストプレーに反応したMF兵藤が先制弾を決めた。その後も豊富な運動量で、何度も好機をつくった。ところが、後半13分に追いつかれると横浜のスタミナ切れを察知したG大阪の猛攻が始まった。「相手は点を取ってから、うまく切りかえてきた。(横浜は)攻撃に移るための守備ではなく、ただ守るだけの時間が続いてきつかった」とDF中沢佑二(33)。勝てば勝ち点で並んでいただけに、悔しい引き分けだった。「終わったことや」と木村監督は切りかえを強調したが、柏、名古屋、そしてG大阪の上位陣にいまだに未勝利のまま終盤戦に突入する。【松田秀彦】