3年契約を満了した神戸の元日本代表DF宮本恒靖(34)が8日、来季への契約について初めて言及し、神戸残留を示唆した。「来年に関してはまだサインはしていないけれど、もう少し慎重に考えて年内には結論を出したい」と説明した。今季のリーグ出場は自己最少の4試合。関係者によると、先月末に提示された年俸は、今季の推定6000万円に対し約30%減となった。それでも練習への真剣な態度や将来の指導者としての期待は高く、高橋悠太強化部長は「これまで何度も話し合いは持っている。来週中に結論が出せれば」と残留に自信を見せた。