来季からJ2に降格する大宮から選手の流出が続く。まずはセンターバックとして守備の中心となった高橋祥平(23)が神戸へ、FW長谷川悠(27)が徳島へ、終盤は左サイドバックで定位置をつかんだDF中村北斗(29)が福岡への移籍がそれぞれ決定的となった。

 25日には、元セルビア代表FWムルジャの契約更新が発表され、MF家長の残留も決定的だが、FWズラタンが浦和へ移籍、GK北野が退団など、すでに8選手が契約更新しないことが発表されている。

 8選手の中には、レンタル期間が終了した選手などもおり、すべての選手が戦力外からの退団というわけではないが、J2降格に伴い戦力は大幅に動いている。渋谷洋樹監督、松本大樹強化部長の続投は決定している。