FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で史上初の女性審判員に名を連ねた山下良美さん(36)が15日、オンラインで会見し、大会を振り返った。

山下さんは今大会日本からただ1人選ばれ、1次リーグF組のベルギー-カナダ戦をはじめ、6試合で第4の審判員を務めた。

希望していた主審は割り当てられなかったが「この大会に参加する以上、もちろん主審として笛を吹くことを目指して大会に参加したので(今後も)目指すものは変わらない。まずは目の前の1試合1試合に全力を投じていく」と話した。

4年後のW杯米国・カナダ・メキシコ大会では主審として試合を裁くため、経験を積んでいく。