史上初のノーサプライズ・ジャパンの誕生だ。日本サッカー協会(JFA)は5月31日、都内のホテルでワールドカップ・ロシア大会に臨む日本代表23人を発表した。

 GK東口順昭はW杯の代表メンバー初選出に「身が引き締まる思い」と喜びよりも表情を引き締めた。4月末のC大阪戦で顔面を複数骨折の大けがを負ったが、あきらめずにかなった代表入り。「一瞬、自分の手元からW杯が消えたが、スムーズに心も体も回復してくれた」。現状は控えGKだが「先発を狙う強い気持ちを持っていたい」。W杯開幕直前の6月12日に第3子が誕生予定でより気合が入る。