日本代表は5日、合宿地のゼーフェルトで現地時間午後4時半から約1時間半の練習を行った。

 FW原口元気(27=デュッセルドルフ)はシュート練習を精力的に行った。右サイドに入ることを想定し、DF遠藤航(25=浦和)がマッチアップについて切り込んでからシュートの流れを繰り返し確認した。全体での練習が終わったあとも残って続けた。

 デュッセルドルフでは左サイドの主力で、普段は右サイドでのプレーは少ないこともあって時間を割いた。「ドリブルでいえば左サイドの方が得意だけど、たとえばカウンターでビッグチャンスになったときに止められるか最後までいけるかでは全然違う。サイドの選手はそこで力を出せるか。自分が出るからには」。慣れないサイドで出たとしても変わらず武器のドリブルでチームに貢献すべく、入念な準備を進めている。