MF香川真司(29)が、17年10月6日のニュージーランド戦以来、約8カ月ぶりに代表で先発し、後半6、18分のMF乾貴士(30=ベティス)の2ゴールをアシストし、後半ロスタイムには自らゴールを決めるなど、オウンゴール以外の日本が決めた3得点に絡む活躍を見せた。

 香川はフル出場を果たし「90分、通してやり続けていこうというのはあった。その成果が最後、しっかり出て逆転でき、非常に自信になったと思う」と笑みを浮かべた。

 1点を追う後半に入り、縦に推進力のある攻撃から、西野ジャパン3戦目での初ゴールと初勝利が生まれたことについては「後半、チームとしてギアを上げて守備もでき、攻撃もリズムができた。チームとして前向きに重心を前に守備が出来た。こういう気持ち、このベースを忘れず、準備したい」と、パラグアイ戦のサッカーをワールドカップ本番での戦いのベースにする考えを示唆した。

 自らのゴールについては「ゴールの前に数多くのチャンスを外した。正しく(ゴールの)イメージを持てたのは自信。しっかり出せるよう、準備したい」と控えめに語った。