DF長友佑都(31=ガラタサライ)がインテル・ミラノ時代にチームメートだった、元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソ氏(37)が、日本が19日にワールドカップ・ロシア大会初戦を戦うコロンビアのコーチとして、パラグアイ戦に姿を見せた。

 カンビアッソ氏は、スペイン1部レアル・マドリードから2004年(平16)にインテル・ミラノに移籍し、14年までプレーし、同年に英プレミアリーグのレスターに移籍した。一方、長友は11年にチェゼーナからインテル・ミラノに移籍。カンビアッソ氏は、長友がイタリアで人気を博したピッチ上での“おじぎポーズ”を一緒にやったり、仲がいいことで知られる。そのカンビアッソ氏は27日、コロンビア代表コーチへの就任が発表されていた。

 長友はパラグアイ戦はベンチスタートで、前半はプレーしていないが、親友から一転、敵のコーチとなったカンビアッソ氏はスタンドで時折、笑みを見せながら日本代表の各選手の動きに目を光らせていた。