サッカーの母国イングランドはワールドカップ(W杯)ロシア大会で66年以来の優勝を狙う。1次リーグG組チュニジア戦は日本時間19日午前3時にキックオフ。

 大黒柱はやはりFWハリー・ケーンだ。17-18年シーズンはトットナムでリーグ戦37試合出場で30得点、欧州CLでは7試合で7得点。同代表通算24試合13得点の点取り屋だ。

 英紙ガーディアンのドミニク・ファイフィールド記者は言う。「現在のイングランドでワールドクラスに最も近い位置にいる選手だ。得点力だけでなく、周囲との連係もうまい。背後のデリ・アリや、アウトサイドを上がってくるダニー・ローズ、キーラン・トリッピアーとは、クラブと代表の双方で互いの持ち味を引き出しあうことができる選手。それだけにケーンの負傷や不振の可能性を考えただけでもゾッとする」。

 さらにFW陣には20歳のマーカス・ラッシュフォード、レスターのジェイミー・バーディーという速さとゴールへの積極性を持つオプションもある。今回のイングランドは攻撃陣に期待が持てそうだ。