C組では1強のフランスが、オーストラリアの挑戦を受け、きわどく逃げ切った。

 先制したのはフランス。後半9分、ペナルティーエリア内でグリーズマンがDFリスドンと接触して倒れた。主審クーニャは流したものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でプレーを確認。リスドンの右足ふくらはぎが、グリーズマンの左足にかかっており、その結果PKに。今大会から採用されたVARによって判定が覆りPK判定となる初のケースとなった。これをグリーズマンが決めてフランスが先制した。

 1点を追うオーストラリアは17分、フランスDFウンティティのハンドで得たPKを、今度は主将MFジェディナックが決めて1-1の同点に追いついた。

 格下相手に引き分けだけは避けたいフランスは36分、MFポグバが右足つま先でしぶとくつつき、バーに跳ね返ってからゴールラインを割るきわどい得点で2-1と勝ち越した。フランスは最先端の2つの技術によって勝利を収め、勝ち点3を奪った。