サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏(57)がモスクワでテレビ取材に応じて話したことを、18日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 アルゼンチンはアイスランド戦でメッシのPK失敗などもあって、1-1と引き分けた。まずは「私は5回連続してPKを失敗した。だが私はマラドーナであり続けている。(メッシは)1回だけだ」とメッシを擁護。「この引き分けは警告だ。アルゼンチンがこんなプレーを続けていたら、サンパオリ(監督)は家に帰れないだろう。戦略を立てられなかったのは恥だ」と続けた。

 特にCKについて「アイスランドの選手はみんな身長190センチなのに、我々はすべてのCKで高いボールを蹴って、ヘディングで持って行かれていた。低いボールでプレーしなければならなかった」と指摘。「メッシのPK失敗で負けたわけではない。11人全員で原因を見つけなければ次の試合もうまくいかない。大きな警告だ。ナイジェリアは経験を持ち、カウンターがうまい」と話したという。