コロンビア戦をスタジアムで観戦した日本代表選手の家族たちは、勝利が決まると、喜びと安堵(あんど)の表情を浮かべ、ピッチの選手たちにねぎらいの言葉を送った。

 MF香川の父啓一さん(58)は「真司にとってはワールドカップ(W杯)初得点、初勝利となってうれしい。だが、1次リーグを突破したわけではない。次の試合も気を引き締めてやってほしい」とエールを送った。また、MF原口の父一さん(57)は「相手の攻撃を力強いプレーで抑え、勝利に貢献できた。お疲れさまと言いたい」と満足そう。終盤から出場したFW岡崎の兄嵩弘さん(33)は「勝てて本当に良かった。慎司もけがの状態もよさそうで安心した。次はゴールを」と期待を込めた。