ウルグアイがサウジアラビアを1-0で下し、2連勝として3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。

 前半23分、MFサンチェス(モンテレイ)の左CKが、飛び出した相手GKを越えファーまで流れてきたところをFWスアレス(バルセロナ)が左足で合わせて決勝点を奪った。代表通算100試合となる節目の試合で見事チームを1次リーグ突破に導き、「この試合に勝ちたかったし、次の試合を簡単に挑むためにも重要な試合だった。1番大事なのは結果であり、ウルグアイが3大会連続で16強に進出したことを誇りに思っている」と喜んだ。

 ただ「この試合はW杯で勝利することが困難であることを証明した試合だ。修正する点はある。なぜなら自分たちが望んだようなプレーをすることは出来てはいないから、もっと良いプレーをしないといけない」と、1位突破をかけた25日のロシアとの直接対決へ向け気を引き締めた。ゴール後はコーナーに向かって走りながらおなかをふくらませるパフォーマンス。試合後に妻の妊娠を明らかにし「3人目の子供が生まれることはいつだって幸せになるもの」と笑顔を見せた。

 タバレス監督は「前半の内容は心配をするものだった。守備を固める相手の前に時間が経過しても自分たちのサッカーを見せることは出来なかった。ともかく自分たちには結果が必要だった。敵陣でプレーをするのが難しい時は交代を使わないといけない。時間が過ぎたけど、1点リードでは危険なもの。チャンスを作ったがゴールを決められなかった。結果を出し1次リーグを突破した」とコメントした。