クロアチアがアルゼンチンに3-0で快勝し、3位になった98年フランス大会以来の決勝トーナメント進出を決めた。

 後半8分、相手GKカバジェロ(チェルシー)の信じられないキックミスからFWレビッチ(フランクフルト)が先制点を奪い、同35分にはMFモドリッチ(レアル・マドリード)が右足ミドルシュートを決めてリードを広げ、同ロスタイムにもカウンターからMFラキティッチ(バルセロナ)がダメ押し点を決めた。

 モドリッチは「クロアチアにとって今夜は大きな夜になった。もちろん、このまま熱狂に浮かれることがあってはいけない。今、自分たちは次のステップに進んだ。けれども落ち着きを持って今後に挑まないといけない」と冷静に勝利をみつめた。

 ダリッチ監督は「この勝利で自分達は目標を達成した。メッシがピッチにいるアルゼンチンを自分たちは倒した。自分たちにとっては大きな達成だ。勝利を確信していたかって? それはもちろん、自分たちの力を信じなければ達成することは出来なかった。自分たちの道を歩んでいくためにも勝つことは大事だった」と胸を張った。