日本代表MF乾貴士(29=エイバル)が、セネガル戦で右足で同点ゴールを決めた。

 前半33分、DF長友佑都(31=ガラタサライ)が、右後方からのロングボールを受けてペナルティーエリア左角に進入。その長友からのパスを受けた乾が、右足をコンパクトに振り切り、ゴール右に流し込んだ。乾は長友らと歓喜の抱擁を繰り返した。

 日本は前半11分、先制を許した。左クロスをMF原口元気(27=デュッセルドルフ)がクリアしたボールを、ファーサイドDFサバリがシュート。GK川島永嗣(35=メッス)がはじいたものの、正面に待ち構えたセネガルのエース・サティオ・マネに当たり、そのままゴールインした。

 川島がマネにパスしてしまった格好での失点に、国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトの速報は、「日本守備陣にとって災害だ」と指摘するとともに、シェイクスピアの喜劇「間違いの喜劇」を引用したのか「喜劇のようなミス」と酷評した。