日本と引き分けたセネガル・シセ監督(42)が試合後、公式に会見に出席した。格下から勝ち点3を得られず、言葉の端々に無念さがにじんだ。

 -残念な結果か

 もちろん残念に思っています。今日のプレーは、最大、最高だったとは言えない。ポーランド戦のようなプレーはできなかった。2失点はガッカリしている。1次リーグは3試合ある。コロンビア戦に向かわなければ。

 -2度追い付かれた。日本は

 予想通り、技術が高く、パスの質も良かった。プレッシャーをかけうまくプレーできなくしたが、同点にされた。技術的に質が高い。5メートルのスペースを与えると我々には危険だった。今日はセネガルらしいプレーができなかった。

 -集中力の欠如か

 説明はつかない。非常によい選手がそろっている。世界的な選手ばかり。2失点は残念。日本の方がいいプレーをした。

 -マネのスピードをいつもほど感じなかったが

 別にそんなことはなかった。サディオ・マネのような選手は、多くの期待を背負い、スポットライトを浴びている。コロンビア戦より、良かったと思います。

 -小柄な日本人選手のフィジカルは

 大きくて強くてもサッカーではさほど重要ではありません。肉体的な差はそんなに感じませんでした。14番(乾貴士)も15番(大迫勇也)もかなり枠内シュートをした。クリバリと日本の15番は肉体的にそんなに変わらなかったと思う。

 -センターバック2人はいい選手だが、もっと補完関係にあるべきでは

 いいプレーができなかった。15番の選手(大迫)がいたからです。なかなかいいプレーができなかった。