初戦を落とし、後がない2チームの対戦。

 ポーランドはエースFWレバンドフスキや、FWジエリンスキ、初戦でゴールを決めたMFクリホビアクが先発。1-2で敗れたセネガル戦からスタメンを4人変更した。

 コロンビアは、司令塔のMFロドリゲスが先発に復帰。日本戦からは4人を入れ替えた。

 前半40分、コロンビアが先制点を奪う。右サイドのショートコーナーからロドリゲスが柔らかいクロスを挙げて、バルセロナに所属するDFミナが頭で決めた。

 ポーランドは前半、コロンビアにボールを回され、攻撃の形がまったく作れず。レバンドフスキのシュートは1本のみだった。

 後半もコロンビアペースは変わらず。7分にFW・Juクアドラードの横パスを、エースFWファルカオがフリーで右足シュート。枠を捉えられなかったが、決定機を作った。4分後もカウンターからMFキンテロがシュートを放ち、チャンスを作った。

 同13分にようやくポーランドもこの試合初めて決定機を迎える。ロングボールに抜け出したレバンドフスキが左足でシュートを狙ったが、相手の体を張った守備で惜しくもゴールにならなかった。

 同25分にコロンビアが待望の追加点を挙げる。カウンターからファルカオが右足アウトサイドでゴール左に決めた。

 5分後にはコロンビアのクアドラードがカウンターから右足でゴール右に決めてダメ押しの3点目を挙げた。

 3-0で勝利したコロンビアは1次リーグ突破の望みをつなぎ、敗れたポーランドは敗退が決定した。