DF長友佑都が前半34分に持ち味が凝縮するアシストを見せた。柴崎からのロングフィードに左サイド大外で反応。鋭く走り込んで足に当てると、急ストップからの動きなおしで後方にこぼれた球に相手より先に触れた。

 乾の同点弾につなげ、「貴士のシュートを褒めたい。相手の裏はずっと狙っていたので、常に相手の嫌なところを狙おうと」と誇った。90分間通して俊足のサルとやり合った。「スピードはトップクラス。ビッグクラブに行くでしょう」と充実の表情だった。