サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会に参加している日本代表GK東口順昭(32=G大阪)が、24日のセネガル戦後にGK川島との話し合いしたことを明かした。

 前半11分、MF原口のクリアボールをセネガルDFサバリに拾われ、そのままシュートを放たれた。真正面で構えた川島だったが、前方へパンチング。フリーで飛び込んできたエースFWマネに押し込まれた。

 東口は「GK陣とGKコーチとどうしたら良かったか話し合った」といい「GK目線としては前の選手が気になってパンチングは分かる。もう1回立て直してキャッチというイメージ。でも、結果論としてはキャッチが良かった、となる。永嗣さんも『安全にいきすぎた』と話していた」。GKとしては「難しい判断やったと思う」と川島を思いやった。

 次戦は1次リーグ突破が懸かったポーランド戦。今のチームは「サブも一体になって声が出ている。それはW杯に来て感じた。今まではもうちょっと『自分が出たい』っていうのを出す選手とかもいたけど、今は『チームが勝つために』という雰囲気。だから途中から入る選手もすんなり入れると思う」。このまま波に乗って決勝トーナメント進出を決めたいところだ。