ワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本代表DF長友佑都(31=ガラタサライ)が6日、ツイッターを更新し、西野朗監督が前日5日に開いた帰国会見の中で「ある小さな選手」が、14年ブラジル大会の惨敗した思いを語りながら涙で声を詰まらせたと明かした件について触れ「西野さん、ブラジルW杯経験してる小さな選手って。。笑バレバレやん。。苦笑」と、ある選手が自分であることを認めた。

 西野監督は会見で、1次リーグを突破したポーランド戦翌日の6月29日に「ある選手が、突破した後のミーティングで発言した。小さな選手でしたけれどブラジルと言った瞬間、言葉を詰まらせた。泣きじゃくりながら思いを言った。グループステージを突破した翌日なので、回想しながら詰まってしまった瞬間があった」と明かした。

 ブラジル大会に出場した選手=長友ということを示唆した発言だったが、西野監督は「小さい選手が、突破した翌日に話してくれたことはこれからの4年…ではないですね。早い段階で世界に追いつく姿勢、与えてくれた選手がいた」と、22年カタール大会を目指すと公言した長友の熱い一言が、今後の日本サッカーにとって“金言”になると高く評価した。