ワールドカップ(W杯)ロシア大会の3位決定戦ベルギー-イングランド戦は今日14日にキックオフ、今大会6得点で得点ランク1位イングランドFWハリー・ケーン(24)と4得点で同2位ベルギーFWロメル・ルカク(25)の得点王争いが注目される。58年大会でフランスが6-3と西ドイツを下すなど、3位決定戦では点の取り合いになる傾向があり、過去4大会でも勝者はいずれも3得点。今回も「個人賞」をかけたゴールラッシュが期待される。

 ベルギーは86年大会の3位決定戦でフランスに敗れた4位が過去最高位。マルティネス監督は「W杯で3位になれる機会はめったにない。重要な試合だ」。準決勝でフランスに抑えられたルカクは鬱憤(うっぷん)を晴らしたい。この試合は1次リーグG組第3戦の「再戦」で、3位決定戦ではW杯初のケース。6月28日の対戦では両軍先発を大幅に入れ替え、ルカクもケーンも不在、ベルギーが1-0で勝っている。