ワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝に向けて、15日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは10ページの特集を組み、過去の大物選手のインタビューを掲載した。

 元フランス代表DFで98年優勝メンバーのリザラズ氏は「このチームは団結しており、我々98年のチームのようだ」と話した。現在フランス紙レキップの論説委員やテレビ、ラジオの解説をしているリザラズは、さらに「アルゼンチンに勝って確信した。最も印象深いのはエムバペだ。優れた技術と速さを持っている。彼とグリーズマンで違いを見せることができる。才能あるこのチームのシンボルだ。新しい世代を代表する選手。いつかバロンドールの候補になるだろう」と続けた。

 元クロアチア代表DFで98年3位のシミッチ氏は以下のように話した。「クロアチアには常に才能のある選手がいた。このチームは98年のチームに比べて、より世界での経験がある。今大会前には注目されていなかったが、ダリッチ監督は結果を出してきた。例えばチャチッチ前監督では姿を見なかったレビッチをうまく起用した。今では彼はチームのキーマンとなっている。モドリッチはこの大会で最も活躍している選手。バロンドールを受けることも可能だ」。