ワールドカップ(W杯)ロシア大会でフランスが優勝したことを記念して、一時的にパリ地下鉄の6駅の名称が変更された。

 ノートルダム・デ・シャン駅はディディエ・デシャン監督にちなんで「ノートル・ディディエ・デシャン」に、ビクトル・ユーゴ駅は、GKウーゴ・ロリスにちなんで「ビクトル・ウーゴ・ロリス」に変更。シャンゼリゼ・クレマンソー駅は「デシャンゼリゼ・クレマンソー」となった。

 ベルシーは「メルシー・レ・ブルー」で「ありがとう、レ・ブルー(フランス代表の愛称)」の意。シャルル・ド・ゴール・エトワール駅は「オナ・ドゥ・エトワール」で「2個の星」=「2回目の優勝」を表す。アブロン駅は「ヌ・ザブロン・ガーネ」で「我々は勝った」という意味という。

 ほぼダジャレの域で、東京の駅で例えれば西葛西が「西野葛西」、品川が「品川島」、原宿が「原口宿」、麻布十番が「麻也布十番」、半蔵門が「半端ないぞう門」といったところ?

 一方で英紙ミラーなどによると、ガレス・サウスゲート監督が率いて90年以来の4強入りを果たしたイングランドでも同様の一時的改名があり、ロンドン地下鉄のサウスゲート駅が一時的に「ガレス・サウスゲート」駅に…。こちらはド直球だ。