今冬の移籍市場で1番の目玉といえば、リバプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(25)。かねてうわさのあるバルセロナへの移籍が実現するかどうかに注目が集まっている。

 そんな中、バルサにユニホームを供給しているナイキ社がフライングで、コウチーニョの同クラブ移籍を発表してしまった!?

 これが意図したものなのか、アクシデント的にリークされてしまったのかは定かではない。

 だがナイキ社が運営するバルサのオンラインショッピングサイトには確かに「フィリペ・コウチーニョが(バルサの本拠地)カンプノウを燃え上がらせる準備は整った。マジシャン(コウチーニョのニックネーム)の名前が入った、バルサの17-18年シーズンユニホームを手に入れよう」の文字が表れ、すぐに消去された。

 しかしもう手遅れで、複数の欧州メディアに発見され「コウチーニョの移籍が決まった」と報じられてしまった。

 コウチーニョは、すでにバルセロナでの家探しを行っているとも報じられており、バルサ入りの正式発表も時間の問題か。

 現在、欧州チャンピオンズリーグを戦っているリバプールにすれば同MFがチームを去るとなれば大打撃となる。古豪復活を期待していた筆者の個人的な希望を言えば、せめて今シーズン終了までは赤いユニホームで戦ってほしいと思うのだが。

 【千葉修宏】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「海外サッカーよもやま話」)