ドイツ・フットボールリーグ社(DFL)が3月13日、新型コロナウイルスの感染拡大により、ブンデスリーガ1部と2部の第26節および第27節の開催を延期すると発表した。

「ひとまず4月2日まで中断」というDFLの発表だったが、大衆紙「ビルト」によれば、「状況次第ではイースター(4月13日)まで中断が延長される可能性もある」とのこと。また、仮に最終節までの残り8節すべてが中止となってしまった場合、観客収入が1億2000万ユーロ(約144億円)、TV放送権料が3億3000万ユーロ(約396億円)、ユニホームやピッチ脇に名前が載るスポンサーからの収入が2億3000万ユーロ(約276億円)など、1部と2部のリーグ全体で莫大な額の損害が生じる見込みだ。

ただし同紙によると、詳細な額こそ明かされていないものの、ブンデスリーガのクラブは試合中止となった場合の損失を補てんしてもらえる契約を、保険会社と結んでいるという。

しかしその一方、ブンデスリーガで過去に例がなかった「無観客試合」を保険に組み込んでいるクラブはない。したがって、直前まで予定されていた無観客試合から一転して開催中止となったことで、胸をなでおろしているクラブも実は少なくないのかもしれない。