アルゼンチンが、リオデジャネイロ五輪の男子サッカーに代表を派遣しない可能性が出てきた。

 同国オリンピック委員会のウェルテン会長が5日、地元ラジオに「男子サッカー競技に不参加の可能性は50%」と話した。アルゼンチン協会は同日、男子A代表とリオ五輪代表を指揮していたヘラルド・マルティノ監督(53)が辞任したと発表。理由は「協会の決断力の欠如と五輪チームの編成における重大な問題」だという。五輪代表は現時点で9人しか決まっていない。地元では次期監督候補にAマドリードのシメオネ監督の名前が報じられたが、五輪には間に合わないとみられる。