ドイツ4部リーグのFCホンブルクは、1部フライブルクのセカンドチームに所属したFW木下康介(22)を獲得したと発表した。

 13年に日本の横浜FCユースからフライブルクに移籍していた木下は16年夏に契約が切れ、その後は2部リーグ所属のカールスルーエにテスト生として練習参加したが合意には至らなかった。ホンブルクとの契約は、今シーズン終了までとなっている。

 FCホンブルクのアンゲロ・バカーロ代表は「自分たちの助けとなる選手を獲得できるならば(私は)動くといっていた。コウスケは若いFWで、フライブルクでレギオナルリーグ(ドイツ連邦リーグ=4部リーグのこと)でゴールをとれる選手だということを見せていた。それに彼はドイツでベストの育成アカデミーにいたんだ。彼が我々の攻撃陣を助けてくれることを祈っている」とコメントした。

 ただ、木下が出場可能になるまではもう少し時間がかかるようだ。バカーロ代表は「コウスケはヨーロッパのサッカー選手ではなく、短期間所属クラブがなかったこともあり、就労許可が切れている。プレーをするためには新規発給しなければならない」とも話している。

 木下は既にチーム練習に合流している。