アトレチコ・マドリードのスペイン人MFサウール・ニゲ(22)が、過去に血尿を流しながらプレーしていたことをスペインメディア「メガ」のインタビューで明らかにした。

 サウールは「2年前、体の中にカテーテルを入れながらプレーをしていた。毎試合、練習でいつも血尿を流していたし、つらいものだった。このチームのカラーのため、このユニホームを着る願いから健康をかけて戦っていた」と話した。

 14-15年シーズンの欧州CLチャンピオンズリーグ、レーバークーゼン戦で腎臓を負傷したサウールはロッカールームに戻る前にめまいの症状とともに7度、嘔吐(おうと)していた。ベンチで休んでいたが、発作が起きたことから病院に搬送されたが、その時には腕も足も真っ白と状態は驚くほど悪化しており、4日の入院が必要だったという。

 18日は欧州CL準々決勝第2戦でレスターと対戦する。「チャンピオンズのタイトルは全員が持っている夢であり、そのタイトルを獲得するために長年戦い続けている。気持ちとタイトル獲得への強い思いを持ってプレーしている」とコメントしている。