ドイツ2部ザンクトパウリのFW宮市亮(24)が29日、自身のインスタグラムで、不屈の魂とともに、けがからの復活を誓った。

 所属のザンクトパウリは28日に宮市の右膝前十字靱帯(じんたい)断裂のけがを負ったと発表。これを受ける形で宮市が自ら思いをつづった。

 「昨日、右膝前十字靱帯断裂という怪我を負ってしまいました。いつもこのような報告ばかりで応援して下さる皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。正直今回は気持ち的に辛かったですが、そんな中でも先輩や友人、関係者の方、そしてファンの方々が励ましのメッセージを下さり、また0から、這い上がっていこうと思えました。復帰しては怪我の繰り返しで、中々ポジティブなニュースがお届け出来てはいませんが、必ず復活していきます。来週手術の予定です。また、ご報告させて頂きます」(原文ママ)

 さらに英語で同じような報告と決意をつづった。

 宮市は快足ウイングとして早くから期待され、18歳でプレミアリーグの名門アーセナルと契約を結んだ。その後、日本代表にも招集されたが、けがに泣かされてきた。

 一昨年のこの時期には、今回とは逆の左膝前十字靱帯を断裂。そのけがも完治し、新シーズンに向け準備を進める中でのアクシデントだった。

 そんな苦しい状況でも「必ず復活していきます」と書いた。律義なFWは、必ず約束を守るはずだ。