ACミランGKドンナルンマはU-21欧州選手権の後、高校卒業試験を受けないでバカンスに行ってしまったと、7日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 ドンナルンマの家族もミランも試験を受けることを勧めていた。ファッソーネGMは「(受験しないことを)決定した後での事後報告だった。叱るよ。ただ感情的に大変な時期を過ごした。来年試験に通るために頑張るだろうよ」と話していた。

 試験委員会のエリダ・フロージョ会長は「学校、試験委員会、クラスの生徒に対するリスペクトのない態度。U-21の試合のために日程をずらしたし、それにより他の受験者にも迷惑をかけている。ドンナルンマの他に57人の受験者がいて、その中には深刻な家庭事情の生徒もいるが、それにもかかわらず受験している」と批判した。

 バレリア・フェデリ教育大臣は「卒業免状を取ってください。若者の模範となるのだから」という手紙をドンナルンマ宛てに送ったという。