8月31日に移籍市場が閉幕し、今夏のセリエA全20クラブで総額10億ユーロ(約1300億円)が使われた。1日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 このような大金がイタリアでこれまで使われたことはない。正確には10億3773万ユーロ(約1350億円)で、昨年夏の総額は7億735万ユーロ(約920億円)だった。5年前の3億7360万ユーロ(約486億円)から、ほぼ3倍に増加した。

 また、今夏に1番多くの移籍金を使ったのはACミラン。ユベントスからDFボヌッチを獲得するなど、11人を獲得。総額2億2800万ユーロ(約296億円)と、リーグ全体の約20%を占めた。

 個人としての移籍金最高額は、ACミランのボヌッチと、ユベントスのMFベルナルデスキでそれぞれ4000万ユーロ(約52億円)となっている。