プレミアリーグの移籍市場期間を、国内リーグの開幕までに閉場するという計画に、欧州サッカー連盟(UEFA)が賛同していると、6日付の英紙タイムズの電子版が報じた。

 原則7月1から8月31日までとなっている移籍市場を、プレミアリーグが開幕する8月上旬までに短縮すること計画しているという。各クラブのチェアマンは7日、この計画の是非に投票する予定だと報じた。

 イングランド代表MFオクスレードチェンバレンは、今季開幕後にアーセナルでリバプール戦を戦い、1週間後にリバプールへと移籍したことを例に挙げ、UEFAのチェフェリン会長は「夏の移籍市場の期間を短くするというのは、欧州全体で深刻な議題になっているということは分かっている。1人の選手が移籍市場が閉幕する前にプレーしたクラブから違うクラブへ移籍することは、良いことではないと私個人は思っている。移籍市場が長過ぎることから、短くしようとする考えに賛同したい」とタイムズ紙のメール取材に応じた。

 移籍市場短縮を進めるためには、20人のチェアマンのうち14票を獲得する必要があると報じている。