MF長谷部誠、MF鎌田大地が所属するフランクフルトはホームでアウクスブルクに1-2で競り負けた。

 前半20分にDFマックスに直接FKを決められ、後半31分にはMFカイユビに豪快なミドルシュートを突き刺されて2点のビハインド。同34分にCKからFWヨビッチが頭でたたき込んで1点を返したが、反撃もここまでだった。

 長谷部は膝の故障から復帰し、2試合ぶりにフル出場を果たした。立ち上がりの前半6分には裏のスペースへパスを送るも、惜しくも味方とは合わず、同11分にも鋭い縦パスを入れて攻撃を構築するなど、序盤は良いプレーが目立った。しかし、少しずつズレだしたチームの歯車を立て直すことはできず、自身も両チームで3番目に多い9本のパスミスを記録した。鎌田はベンチ外だった。

 長谷部は「セットプレーとスーパーゴールで…。ホントにこの(ホームでの)2試合は、運が味方してないかなっていうのはあります」と悔しがった。自身のプレーに関しては「しっかりとボールを散らして、ゲームを落ち着かせることを求められていたと思うが、組み立ての中で相手がかなり真ん中締めてしっかりとブロック作っていた。もう少し有効な組み立てができれば良かったかなと思います」と思い通りにいかなかったとしたが、膝の状態については「もう大丈夫です」と太鼓判を押した。

 フランクフルトは1勝1分け2敗の勝ち点4で暫定12位。