H組でMF香川真司(28)のドルトムント(ドイツ)は3連覇を狙うレアル・マドリード(スペイン)に1-3で敗れ、開幕2連敗となった。香川はベンチ入りしたが、出番がなかった。

 ドルトムントはレアルとは対照的に国内リーグは首位も、2連敗で決勝トーナメント進出に黄信号がともった。ボス監督は「この敗戦は妥当だ。今日の我々はレアルのレベルに達していなかった」と潔く認めた。後半9分にオバメヤンのゴールで1点差に迫ったが、守備ラインを相手に何度も破られ、突き放された。次節からは格下APOELと2連戦。指揮官は「ホームもアウェーも必ず勝たねば」と言うしかなかった。(鈴木智貴通信員)